滋賀県彦根市にある彦根城は別名、金亀城(こんきじょう)とも呼ばれる滋賀県を代表する観光スポットの一つとなっています。
また、圧倒的な可愛さを誇るゆるキャラ「ひこにゃん」のおひざ元としても有名ですよね。
彦根城に行こうと思っているけど、「彦根城を回るのにどれくらいの時間が必要なのか?」「どのようなルートで回るのが最適なのか?」
旅行の計画を立てる時にはそういった情報があるととても便利ですよね。
この記事では、彦根城とその周辺のスポットを効率よく巡り、楽しい旅の思い出を作るための参考にして下さいね。
彦根城の観光におすすめのモデルコース
彦根城の敷地は広く、隅々までしっかり見て回ると人によっては半日以上かかる場合もあります。
ここでは、「じっくり回るコース」と「サクッと回るコース」をご紹介しています。
彦根城にかけられる時間と相談しながら、決めてみて下さいね。
彦根城観光モデルコース(じっくりコース)
- スタート①いろは松
- ②表門橋~表門
- ③彦根博物館(1時間)
- ④天秤櫓・太鼓門櫓
- ⑤天守(1時間)
- ⑥西の丸三重櫓(30分)
- ⑦玄宮園(1時間)
- ⑧城下町散策(1時間~)
いろは松
「いろは松」は彦根城に続く県道に植えられている松は彦根城のシンボル的な存在。
当時の面影が偲ばれるようなとても趣のある景色で、彦根城の魅力をこの場所から既に感じられます。
47文字のいろは歌と同じく47本の松だったので、この名前が付けられたそうです。
表門橋と表門
彦根城には、「表門」「大手門」「黒門」の三か所の入場門があり、現在、彦根城の正門は「表門」とされています。
彦根城の美しさを満喫するなら、いろは松を眺めながら進んで、左手前に伸びる佐和口多聞櫓(さわぐちたもんやぐら)の美しさを目にすることが出来る、表門からの入場が特におすすめです。
表門から天守閣までは10分程です。
彦根博物館(1時間)
この彦根博物館は彦根藩藩主の井伊家の表御殿を復元して博物館として運営しているものなのですが、
彦根城のおまけ的な博物館と思いきや、展示されているものは歴史的に素晴らしい価値のある物ばかりで、特に井伊家の赤備えの甲冑はその迫力と美しさは必見です。
ちなみ、菅田将暉さんのサインも飾ってあります!
また、お城に残っている唯一の能舞台が博物館の中央にあり、その重厚な存在感は口では言い表せません。
藩主の住まいが復元されていて、それを内側から見ることができるのも興味深く、また庭の美しいこと。
こんな眺めを目にしていたのか…と、当時に思いを馳せてしまいますよ。
可能であればこの博物館に寄ってから天守閣に行かれることをおすすめします。
また、館内はエアコンが効いているので、真夏の観光時には涼を得られるスポットになっています。
天秤櫓・太鼓門櫓
櫓は、見張り台と武器庫の役割があります。
天秤櫓は彦根城の要、廊下橋を中央にして左右対象に建てられていて、日本の城郭でこの形式の物は何と、この彦根城だけなんですよ。
ここくぐって、天守に向かいます。
こちらが本丸への最後の関門となる櫓で、太鼓を鳴らして登城の合図をしたと言われています。
敵が攻め入った様子を想像してしまうと、なんだかハラハラしてします。
天守(1時間)
そして、本丸の国宝指定の天守閣は彦根城の象徴。
内部には多くの展示物があり、敵に容易に攻められないようにと、びっくりするくらい急な角度で作られている階段もあり、歴史を感じます。
体力に自信がない方やスカートを履いて来ないほうが良いですよ。
天守までは、ちょっとハードな道のりですが、眺望は必見です。
四季折々の景色を楽しめるので、訪問時期によって異なる美しさを楽しめますよ。
西の丸三重櫓(30分)
西の丸三重櫓は裏手からの敵の進入に備える要。
天守閣と違い、ここは金網なしで琵琶湖や長浜の山々が眼下に眺められるのが魅力で、知る人ぞ知るスポット。
天守閣はどうしても観光客で混雑しますが、こちらはほぼ空いているので、穴場ですよ!
玄宮園(30分~1時間)
彦根城北側にある、池泉回遊式庭園。
玄宮園は四代藩主の井伊直興が、近江八景を模して、中央に掘られた池を琵琶湖に見立てて、近江八景の縮景を再現したと言われています。
玄宮から眺める天守閣は絶景で、お殿様になったような気分が味わえますよ!
城下町散策(夢京町キャッスルロード)
彦根城の中堀にかかる京橋から南にまっすぐ伸びた辺り一帯が彦根城の城下町散策として人気エリア、夢京町キャッスルロード と、彦根の台所と知られた商店街を再生した四番町スクエアです。
食べ歩きはもちろん、お洒落なカフェや、お土産も買える人気の観光スポットです。
彦根城観光モデルコース(お手軽コース)
こちらでは、彦根城を最短距離で観光出来るコースをご紹介します。
- スタート①彦根城京橋口御門跡
- ②大手門橋
- ③天秤櫓・太鼓門櫓
- ④天守(1時間)
- ⑤黒門橋
- ⑥玄宮園1時間
- ⑦城下町散策
彦根城京橋口御門跡
京橋口御門跡は、彦根城にある四城門のうちのひとつで、外堀にかかる京橋を渡った先にある門。
現在、門自体はありませんが美しく立派な石垣が残っていて石垣の裏側は雁木と呼ばれる階段状になっていて、自由に登る事ができます。
桜の季節にはこの石垣の桜が満開になりそれはそれは美しく、言葉になりません。
大手門橋
大手門・表門それぞれから登城すると、天秤櫓で合流します。
現在は表門が正門となっていますが、当時はこの大手門が正門だったそうです。
武士が日々通った門を通ることで、彦根城の歴史的背景を肌で感じることができ、いよいよ天守に向かうという気持ちになります。
天秤櫓・太鼓門櫓
櫓は、見張り台と武器庫の役割があります
天秤櫓は彦根城の要、廊下橋を中央にして左右対象に建てられていて、日本の城郭でこの形式の物は何と、この彦根城だけなんですよ!
こちらが本丸への最後の関門となる櫓で、太鼓を鳴らして登城の合図をしたと言われています。
敵が攻め入った様子を想像してしまうと、なんだかドキドキハラハラしてしますね。
天守(1時間)
そして、本丸の国宝指定の天守閣は彦根城の象徴。
内部には多くの展示物があり、敵に容易に攻められないようにと、びっくりするくらい急な角度で作られている階段もあり、歴史を感じます。
体力に自信がない方やスカートを履いて来ないほうが良いです。天守までは、ちょっとハードな道のりですが、眺望は必見です。
四季折々の景色を楽しめるので、訪問時期によって異なる美しさを楽しめますよ。
黒門橋
黒門橋は天守のある城山から玄宮園に行くのに一番近い橋、下り道が続き大変でしたが、ここからは平坦に舗装された道になるので随分と歩きやすくなります。
黒門橋を挟んで、中堀の水位が違うのに気づくと思います。
片方は江戸時代のびわ湖の水位で、もう片方が現在のびわ湖の水位なんだそうです。
玄宮園(30分~1時間)
彦根城北側にある、池泉回遊式庭園。
玄宮園は四代藩主の井伊直興が、近江八景を模して、中央に掘られた池を琵琶湖に見立てて、近江八景の縮景を再現したと言われています。
玄宮から眺める天守閣は絶景で、殿様のなったような気分が味わえます。
城下町散策(夢京町キャッスルロード)
彦根城の中堀にかかる京橋から南にまっすぐ伸びた辺り一帯が彦根城の城下町散策として人気エリア、夢京町キャッスルロードと、彦根の台所と知られた商店街を再生した四番町スクエアです。
食べ歩きはもちろん、お洒落なカフェや、お土産も買える人気の観光スポットです。
彦根城の基本情報
彦根城の基本的な情報をまとめておきました。彦根城は基本的には年中無休です。
また、城内は建物の中以外であればワンちゃんも一緒に入場することが出来るので、マナーを守って彦根城観光を愛犬と楽しみましょう。
開門時間
入場料
【入城券(彦根城と玄宮園)】
一般800円 小・中学生200円
【玄宮園のみ】
一般200円 小・中学生100円
【彦根城と玄宮園と博物館】
一般1200円 小・中学生350円
【博物館】
一般500円 小・中学生250円
「彦根城」のおみやげ
旅行に行ったら、お土産もお忘れなく!
滋賀県彦根のお土産で、特に人気のあるお土産をご紹介しますね。
いと重菓舗 「埋れ木」
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いと重菓舗の「埋もれ木」は、井伊直弼公が青年時代を過ごした「埋れ木の舎」からその名を取った和菓子で、白餡を求肥で包み、最高級品の砂糖「和三盆糖」に抹茶を加えてまぶした上品でコクのある甘さが特徴です。
お抹茶はもちろん、珈琲にも紅茶にもよく合い、お祝いや弔事にも喜ばれます。
どら焼き 虎てつの「ひこどら」
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どら焼き虎てつは、滋賀県彦根市にある手作り和菓子のお店。
ゆるきゃらのパイオニアひこにゃんの可愛い焼き印がついたどら焼き、ひこどらは、見た目はもちろん可愛いくてお土産にぴったりです。
味ももちろん口コミが高く、はちみつ入りの生地がふわふわしっとりで、食べ飽きない美味しさです。
クラブハリエのバームクーヘン
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滋賀県発祥の老舗「たねや」のクラブハリエのバームクーヘン。芸能人の手土産としても人気です!
丁寧に作られたふわふわでしっとりしたバームクーヘンはお祝いやお土産に重宝します。小分けになっているこのタイプは特に人気です。
「彦根城」周辺のおすすめホテル
「彦根城」の周辺には、素敵なホテルや旅館ががあります、彦根城から徒歩で行けるホテルと彦根城から車で1時間以内に行けるホテルをピックアップしています。
彦根キャッスル リゾート&スパ
この「彦根キャッスル リゾート&スパ」は、彦根城の目と鼻の先!
ホテルから彦根城表門まではなんと徒歩8分、いちばんの目玉は大浴場。
洗練されたスタイリッシュなデザインの大浴場からは国宝彦根城を一望できるのは何とも贅沢!
また、お食事は滋賀県の地の物、近江牛や近江米を使った豪華な会席コースも頂けるプランから、併設されているスパでマッサージが付いたプラン、タロット占いが付いてるプランなど、ユニークです。
Little Birds Hostel 近江八幡
この「Little Birds Hostel 近江八幡」は、コワーキングスペースが隣接している、ホステルタイプの宿泊施設。
ビルをお洒落にリノベーションしたホステルで、個室のお部屋とは別の共用スペースがあるので、自由度が高く、一人旅や学生の旅行など、コスパ良く宿泊したい方におすすめです。
逆に、繁忙期の家族旅行には適しません。
彦根城からは車で40分程なので、翌日に近江八幡方面の観光や計画されているのであれば、便利な立地ですよ。
蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE ビワフロント彦根
この「蒼の湖邸 BIWAFRONT HIKONE」は、昨年8月に開業したフレッシュなホテル。
彦根城からは、びわ湖沿いを北上して車で20分程で到着します。
ご覧の通り、レイクビューが売りのお洒落のホテルで、ゆったりとした広さを確保したホテル棟にあるお部屋と1棟を貸し切りに出来るヴィラタイプのお部屋があり、
三世代のご旅行やグループ旅行、ワンちゃん連れの旅行にも最適な作りとなっています。
こういうお洒落なホテルでワンちゃんも気兼ねなく宿泊できるのは有難いですよね。
ここを拠点に観光に行っても良いし、ホテルの広大な敷地に用意されている、運動施設でアクティブに動くのも良いですね。
彦根城モデルコースまとめ
彦根城は、1年を通して観光客が訪れる数少ない現存天守です。
敷地は広大で起伏もあるので、計画的に回らないと無駄に歩いてしまいせっかくの旅行の楽しみが半減していまいかねません。
ご紹介した、彦根城観光のおすすめのモデルコースを参考にして、効率よく回りましょう。
また、彦根城周辺のおすすめホテル情報も紹介させて頂きました。
気になるホテルは下記をクリックすると詳細が確認できるようになっているので、ご利用下さい。
ここまでご覧頂きありがとうございました。
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